ふるさと納税の明細は1件ずつ記載しないといけないの?

こんにちは!外注せずにご自身で経理を行いたい方をサポートする宝塚の会計事務所、「じぶんで経理」植田会計事務所です。

先日、確定申告相談会に従事した記事を投稿しましたが、その相談会で今年も多かったのが「ふるさと納税」です。

ご存知、ふるさと納税は県や市の地方自治体に行う寄付をいい、寄付をすると大抵の場合「お礼の品」がもらえます。

また、限度額はありますが寄付した金額から2,000円を超える部分が所得から控除されるので、上手くやれば2,000円の負担で各地の名産品をもらうことができるのです。

私もふるさと納税は行なっていますし、お客様にも「絶対に得」なのでおすすめしています。

ふるさと納税は明細の入力が手間でした

そんなふるさと納税ですが、確定申告の際は少し手間がかかります。
というのも、WEB版E- taxなど電子申告を行う際は1回の寄付ごとに寄付先の「名称」「所在地」「寄付した日」「金額」など最大6項目を入力しなければならないのです。 だいたい皆さん1万円の寄付を3〜10件されているので、入力だけで結構な時間がかかります。
国税庁:寄付金控除の入力編(P3参照)

WEB版E- taxは寄付先の自治体を選択すると自動的に所在地も出てきますが、植田会計事務所が使用する税務ソフトでは出てこないので全部手打ちなんですよね・・・。

そんなわけでふるさと納税はおすすめだけど手間がかかると思いながら冒頭の確定申告相談会に従事していると、税務署の方から「ふるさと納税の件数が多い場合は合計額の入力で結構です」との話が出るではないですか!

「なんでい!なんでい!相談会だけ特別扱いなのかい!?」なんて思いながら「もしや?」と調べてみると・・・、ありました!

寄付先はまとめて入力OKです!

国税庁:寄付の件数が多い場合(おおむね3件以上)の入力について

ふるさと納税以外の寄付がある場合は注意しなければいけませんが、3件以上寄付先があるときはまとめてもOKとなっています。

リンク先にもあるように、まとめるときはどれか1件の寄付先を入力し、名称と所在地の最後に「ほか」とつけて、金額は合計額を入力するだけです。

先ほども述べましたが、ふるさと納税される方はだいたい3件以上されています。
なので、ほとんどの方は記載をまとめることができるようになりました!
これで今年も心置きなくふるさと納税をおすすめできます。

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