「植田会計」カテゴリーアーカイブ

51 そんな税理士珍しいよ?

こんにちは!外注せずにご自身で経理を行いたい方をサポートする宝塚の会計事務所、「じぶんで経理」植田会計事務所です。

税理士の評価は何で決まるのか?

先日、あるお客様との打ち合わせの途中で「税理士は何をもって評価されるのか?」という話題になりました。
・申告書を正確に作成できる
・質問に的確に答えてくれる
・試算表を短期間で出してくれる
その他いろんな評価ポイントがありますが、私がいちばん「あっ、評価されてるな〜」と感じるときは「税務調査で支払う税額が少なかったとき」です(^_^;)

初めてに限らず、税務調査を受けるお客様は「一体いくら税金を払うことになるのだろう!?」という不安感でいっぱいなので、予想外に少ない税額で済むと、「ウチの税理士は有能だな〜」と思われるようです。
おそらく他の税理士も同様に感じているのではないでしょうか?

この感情を利用?して、「税務調査に強い!」を売り文句にしている税理士もいるんですよね。
「お客様の不利を予防する」をモットーとする私からすると、そもそも税務調査が心配にならないような処理を普段からしていればいいだけの話なんですけど。。。

予想外!植田会計事務所が評価されたポイント

さて、そんな私の「税理士が評価されるポイント」をお伝えしたのですが、そのお客様の評価ポイントは違っていました。
そのお客様の評価ポイントは、「植田会計は定期的に決算予想、税額予想をしてくれる」「設備投資を行なっても利益が出るか損益分岐のシミュレーションをしてくれる」というものでした。

。。。えっ?そんな普通のことで?(^_^;)

意外に思って続きを聞いてみると、そのお客様の知り合いの方たちからも「そこまでしてくれる税理士なかなかいないよ」「珍しい税理士に当たって良かったね」と話されているそうです。

実は少数派だった?

まあ確かに税理士の中には「税理士の仕事は申告書を作成すること」「予想や試算をすると後から責任を追及されるかもしれないのでやらない」「そもそも忙しいのでそんなことはしない」という方もいます。
。。。いますが、それは少数派で、多くの税理士は経営者のよろず相談屋として活躍しているとばかり思っていたのですが(・・?)
実は植田会計事務所が少数派だった?

ある意味カルチャーショックを受けたお話でしたが、そのように評価されていることをありがたく思い、今後も一層のサービスをご提供しようと改めて決意いたしました。

この記事を読まれて「税理士はそんなサービスも行っているの?」「漠然とした疑問しかないけど経営について質問したい!」という方は、ぜひご遠慮なく植田会計事務所までご相談ください。
皆さんの「これから」について一緒に考えましょう!

49 これからの会計事務所のあり方を考えるセミナーに参加しました

※今回からタイトルにナンバーを付しています。
過去投稿分は検索との関係からそのままとなっております。
ご了承ください。

こんにちは!外注せずにご自身で経理を行いたい方をサポートする宝塚の会計事務所、「じぶんで経理」植田会計事務所です。

先日は某E社のセミナーに参加するため天満橋へ。
久しぶりのOMMビル。

昔税理士試験の申し込みをこのビルで行なっていましたね〜。
懐かしいので昼休憩の時に周辺や建物内を探索。

医療機関と税理士事務所が同じフロアに入っているのは結構珍しいな~と思います。

さて、肝心のセミナー1社目は法律事務所などからなる大事務所B社。
講師は私と同い年の方で創業者のK先生。
このK先生、話の上手いこと!上手いこと!
話の中身も大変考えさせられるものでしたが、あまりにも人をひきつける話術に「同い年で自分とこうも違うものか!」と愕然としました。
その後の昼休みはスタバで悶々とすることに。。。

2社目は税理士向けのセミナーでは超有名なこちらも大事務所K社。
創業者のK先生ではなくI先生(たしか税理士資格はお持ちでないはずですが、そんな枠は超越されている方なので「先生」と記載しております)でしたが、話し方などは基本K先生でした(^_^)
社内でセミナー講師のマニュアルが存在するのでしょう。
このI先生も非常に話が上手いのですがテレビショッピングのような語りとテンポなので、ついつい警戒してしまいます(^_^;)
特に最後の「セミナー後名刺をいただいた方先着15名様に著書を進呈!」というセリフはまさに。。。という感じです。

3社目は不動産オーナーに特化した税理士のW先生。
K先生、I先生と話しの上手い講師が続いたので「さすがに3人連続で話が上手い人は来ないだろう。。。」と思いきや!このW先生も話が上手く、まさかの3連チャン!(^_^)
また、内容が不動産オーナーということで税理士には非常に身近な話題が多く聴き入りました。
サイズ的にもW先生の話が植田会計事務所には一番参考になったかも知れません。
いちばんあせってメモしたのは、W先生の開業から現在までの売上や関与先数です(^_^;)

いや~、どの先生も講演時間が1時間だったのですが、せめて2時間ずつくらいはやって欲しかったです。
話の上手い講師のセミナーは時間が経つのが早い!
そして内容も非常に考えさせられるものばかりだったので、ここ数日はずっと悶々としています。
まあ悶々としているだけでは何も変わらないので、今回のセミナーで考えたことを実行しようと思います。

いろんな意味で、大変参考となった今回のセミナーでした。
参加してよかった~!

HP開設から1年

こんにちは!外注せずにご自身で経理を行いたい方をサポートする宝塚の会計事務所、「じぶんで経理」植田会計事務所です。

HP開設から1年が経過しました!

ずいぶんと遅くなりましたが、8月でHP開設から1年となりました!
HPを開設したら「とりあえず1年は記事の投稿を続けるぞ!」という計画だったので、まあ何とか当初の目標はクリアできたようです。

しかし!投稿のペースは当初と比べると大分遅くなっています。
記事を書いているとだんだん「画像を増やそう」とか「フォントを変えてみよう」などといろいろ余計な?ことを考えてしまい、最近は1つ記事を作成するのにかなりの時間がかかるようになりました・・・。

そのせいもあって7月の投稿は月4投稿という目標を達成できなかったんですけどね(^_^;)

開業から7年目に突入!

HPは1年ですが、事務所の方は開業から6年が経過し、今月から7年目となっています。

この間開業した!と思ったらもう7年目です!
そろそろ「植田会計事務所だから提供できるサービス」を実現できるように行動しなければ、単なる事務屋さんで終わりそうですね・・・。

今月からまた初心にかえり、「着実に進んだ!」と思えるような1年にしたいと思います。
(何が「進んだ」のかは、発表できる段階になればHP上で発表しようと考えています)

また、投稿についてもこれまではなるべく実用的な記事を書くことに注力してきましたが、これからは私個人の考えや気になったことも記事として投稿していこうと思います。
(決してネタ切れが原因ではありません(^_^;))

他の方のブログなど拝見して思うのですが、実用的な記事よりもその方の考え方や思いが書かれた記事の方が心に残りませんか?

自分でも人の心に残る「何か」を記事からお伝えできればと思っております。
また1年後にどんな報告ができるのか、植田会計事務所の活動にご期待ください!

会計事務所が行っている領収書の入力と整理方法

こんにちは!外注せずにご自身で経理を行いたい方をサポートする宝塚の会計事務所、「じぶんで経理」植田会計事務所です。

最近記帳代行の仕事量が増えてきています。
自動仕訳やスマホ経理を推進する会計事務所なのに記帳代行が増えているのはどうなんだろうと思いますが、まだまだ記帳代行のニーズがあることも確かなのです。

そこで、今回は記帳作業の中でも領収書を「できるだけ」「なるべく」楽に入力するため、植田会計事務所で私が行っている手法をお伝えします。
よくある手法ばかりかも知れませんが、そこはご容赦ください。

なお、使用する会計ソフトは弥生会計またはやよいの青色申告を前提としてお話しします。

①領収書は月ごとに分ける

まず領収書は月ごとに分けます。
店の名前や内容は見ません。
機械的に日付だけを見て、1月の領収書、2月の領収書・・・と分けていきましょう。

このとき請求書も同様に分けて、その請求書と対応する領収書があればホチキスで留めてしまいます。
請求書と領収書の月が異なる場合は、とりあえず領収書の月に分けておきます。

②領収書は科目ごとに分ける

領収書を月ごとに分けたら、領収書を次は科目ごとに分けます。

あまり細かく分ける必要はありません。
悩むものは雑費にしておくと後でチェックしやすくなります。

③同じ店の領収書を集め、名前などはソフトに登録しておく

同じ店の領収書が度々出てくる場合は、その店ごとに集めておきます。
そして摘要辞書にその店の名前を登録しておけば、その店の取引を入力する際は日付と金額を変えるだけで良くなります。

また、店の名前だけでなく「ガソリン代」や「駐車場代」など、内容を辞書に登録しておいても便利です。

※サーチキーはなるべく数字アルファベットに設定して、呼び出し時間を短縮しています。

④重要性の低い領収書は合計額で入力する

「重要性が低い」の判断が難しいかも知れませんが、日付や金額、店の名前を個別に入力する必要がないものがこれにあたります。

たとえば時間貸し駐車場の「○○パーキング」という名称はあまり重要ではありません。
また、金額も一回の利用が数百円程度です。

このような領収書はまとめてホチキスで留めて、電卓で出した合計額をメモします。
そしてその合計額を月末の日付で入力します。
実際の日付は使用しません。

※複数の領収書を月末にまとめて入力しています。なお、領収書はワザとそろえないでホチキスで留めるとめくりやすくなりますよ。
※画像は投稿用に作成したものです。

この「重要性が低いものはまとめる」は領収書以外にも応用がききます。

通帳を見れば相手先が分かる売上入金が多いなら、合計額を月末に計上しても良いでしょう。
合計額の根拠資料としては通帳を保管しておきます。

ただし、あくまでも「重要性が低いもの」を対象としているため、一件の金額が大きい場合はこのような方法は取りません。
回収状況がチェックできなくなるためです。

⑤保管はクリアファイルで行う

領収書は大きさや形状かバラバラなので、封筒に保管する場合は折る必要があるときもしばしば・・・。
そうなると資料としての厚みが増してしまいます。
なるべく厚みを薄くした方が保管スペースを節約できるので、領収書や請求書は折らずにクリアファイルに入れて保管しましょう。

以上です。
参考にしてみてください!

借入の返済を止めてみませんか?②

こんにちは!外注せずにご自身で経理を行いたい方をサポートする宝塚の会計事務所、「じぶんで経理」植田会計事務所です。

前回「借入の返済を止めてみませんか?①」の続きです。

費用についても補助が出ます

さて、気になる支援の費用ですが、総額の⅔を国が補助してくれます。
例えば毎月の借入返済が10万円、計画策定費用が30万円の場合、その月の返済資金10万円を計画策定費用にまわすだけで、残り20万円は国が補助して支払ってくれます。
そして、その月から借入の返済は止めることもできるのです。

計画を策定する企業の大きさにもよりますが、総額で45万円、ご相談者の負担15万円というケースが多いように感じます。

また「モニタリング」とは、策定した経営改善計画が承認された後、定期的に行われる金融機関への報告のことです。
この経営改善計画策定支援事業の肝は、如何に計画を実行し、その進捗を金融機関に報告できるかなので、モニタリングは必ず行わなければなりません。

モニタリングは3カ月ごとや半年ごとに行います。
金融機関を集めて行う場合や訪問して行う場合、書類を郵送して行う場合があります。
植田会計事務所では金融機関を集めて行うモニタリングを推奨しております。

モニタリングの費用も⅔は国から補助が出るので、相談される方の負担はかなり低くなっております。
私が冒頭に述べた「モニタリング費用の請求」とは、この補助を受けるための請求になります。
モニタリングの費用は、1回につき総額3万円、ご相談者の負担は1万円前後が多いように感じます。

対策は早めに手を打たないと手遅れになります

国は認定経営革新等支援機関というサポート機関を設置しましたが、ご相談に来られてもすでに手遅れとなっているケースもあります。
特に、社会保険料や税金といった公租公課の滞納が生じていると、改善が困難になります。
自社の苦況を相談することに抵抗を感じることはあるでしょうが、ギリギリまで粘ることは絶対にやめてください。
最悪の場合、計画策定の費用どころか、破産の費用も出せなくなる方もおられます。

もし、経営改善計画の策定に興味を持たれたり、資金繰りや経営に不安を感じられている方は、植田会計事務所にご相談ください。
どんな問題でも、1人で悩まれるよりは専門家を交えて話し合った方が解決の糸口が見つかりやすくなります。
植田会計事務所では経営改善に関する初回のご相談は無料で承っております。

借入の返済を止めてみませんか?①

こんにちは!外注せずにご自身で経理を行いたい方をサポートする宝塚の会計事務所、「じぶんで経理」植田会計事務所です。

先日はポートアイランドにある「兵庫県経営改善支援センター」へ、経営改善計画策定支援事業のモニタリング費用を請求しに行ってきました。

センターへは三宮からポートライナーで向かったのですが、坂を登り始めたところでポートライナーが停止します。
「時間調整かな?」と思った次の瞬間、ズルズルと後ろへ下がるではないですか!
幸い、すぐにブレーキがかかり、ポートライナーは停車。
10分程で駅員さんが駆けつけ、次の駅で全員乗り換えることに・・・。
車両故障とアナウンスされていましたが、こんなこともあるもんですね〜。

ポートライナーのような機械は定期的にメンテナンスを行なっているはずですが、それでも上記のような故障は発生してしまいます。
経営に関しても同様で、どれだけ慎重に行なっていても、また、どれだけ今までの勝ちパターンを続けていても、上手く利益が出なくなるときがあります。

利益が出ない場合の対策

上手く利益が出なくなると、当然資金繰りが苦しくなります。
金融機関からの借入がある場合、その返済原資が作れないこともあるでしょう。
これが一時的なものと「確信」できるなら、すぐにお付き合いのある金融機関に事情を説明し、運転資金を融資していただくか、短期の返済猶予を依頼しましょう。
一方、利益が出なくなる原因が一時的なものでない場合や、そもそも原因が不明である場合は、根本的な対策が必要になります。

まずは原因を解明し、対策が打つまで時間が必要です。
その間、これ以上資金が流出しないように金融機関への返済を止めましょう。
ただし、何の資料もなく「返済を止めてください」といっても金融機関は受け付けてくれません。
最低限、これ以上返済を続けると資金ショートを起こすことが分かる「資金繰り表」は用意すべきです。

そして、利益が出なくなった原因を解明し、対策を記載した「経営改善計画」を策定する旨を金融機関へ伝えます。
経営改善計画を策定することで、単に返済を止めるのではなく、現状から脱却して借入を返済していく決意を見せることが重要なのです。

経営改善計画策定支援は国が推進する事業です

しかし、今まで経営計画や資金繰りを作った経験がない方が、上記の手続をとることは困難である場合がほとんどです。

そこで、国もそうした方を対象に支援制度を設けています。
企業が苦況に陥った場合等に様々なサポートが出来ると国が認定した「認定経営革新等支援機関」に相談すれば、一緒になって金融機関に対応し、計画の策定からその後のモニタリング活動まで行なってくれます。
税理士の多くは認定経営革新等支援機関として活動しているため、お付き合いのある税理士がいれば認定経営革新等支援機関か確認し、相談してみるのも良いでしょう。

もちろん植田会計事務所も認定経営革新等支援機関として登録されています。
実際に、ご相談いただいた方と共に金融機関へ出向き、返済を止め、経営改善計画策定の支援も行なっています。

長くなったので、②に続きます。

あけましておめでとうございます!

こんにちは!外注せずにご自身で経理を行いたい方をサポートする宝塚の会計事務所、「じぶんで経理」植田会計事務所です。

旧年中は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

植田会計事務所は昨年、より「会社の経理を身近にする」ため、スマホを使用した経理「スマホ経理」の推進をスタートしました。
今や最も身近になったIT機器であるスマホと経理を結び付けることで、これまで厄介な事務の一つであった会社の経理を「いつでも、どこでも」行うことができるようにサポートしております。

また、弊所は経済産業相が認定する経営革新等支援機関であり、金融機関に対する借入返済の条件変更について、お客様とご一緒に対応させていただいております。
昨年はリスケ中のお客様が、金融機関の格付けを「正常先」へと戻すことができ、共に喜びを分かち合うことができました。
その他にも借入の多いお客様のキャッシュフローのご相談について、法人・個人を合わせた視点からアドバイスをし、解消に向かったことも大きな成果です。

本年も植田会計事務所は「経理を身近に」し、「借入に共に対応」することでお客様の経営をサポートしていきたいと思っております。

本年もなおご一層のご支援の程、よろしくお願い申し上げます。

今年もお世話になりました!

こんにちは!外注せずにご自身で経理を行いたい方をサポートする宝塚の会計事務所、「じぶんで経理」植田会計事務所です。

とうとう2017年最後の日となりましたが、皆様にとって今年はどんな年でしたか?
今年は植田会計事務所にとって大きな転換点がいくつかありました。
中でも、この植田会計事務所HPを開設できたことが私にとって重要な転換点となりました。

もともとHPを始めようと思ってはいたのですが、いざテーマやコンテンツを決めようとすると難しく、なかなか開設するまで至りませんでした。
結局テーマは自動読み込みやスマホの活用を通して「会社の経理を身近にする」と決まりましたが、コンテンツがそろいません。
植田会計事務所の開業6年目となる8月にはスタートする!と決めていたので、とりあえずスタートしてしまい、コンテンツは走りながら作ることとなり現在に至ります。
(なので、当HPはまだ未完成ということになります・・・)

便利なもので、HPを開設すること自体は簡単です。
しかし、コンテンツを作ることとブログの記事を書くことは本当に難しいものですね。
内容を決めることもそうですが、伝わりやすい文章を書くことは本当に難しい!
あれこれ考えながら作成しているため、だいたい1本の記事を書くのに3〜4時間もかかってしまいます。
このペースでは1週間に1本程度しか投稿できません・・・。
毎日相当なボリュームの記事を投稿されている方もおられますが、見ていて本当に感心してしまいます。

このように未完成、未熟な当HPですが、来年はもっと役に立つコンテンツを充実させ、もっと分かりやすい記事を書けるよう努力してまいりますので、ぜひ定期的に訪れてみてください。

それではまた、来年もよろしくお願い申し上げます!