月別アーカイブ: 2018年9月

51 そんな税理士珍しいよ?

こんにちは!外注せずにご自身で経理を行いたい方をサポートする宝塚の会計事務所、「じぶんで経理」植田会計事務所です。

税理士の評価は何で決まるのか?

先日、あるお客様との打ち合わせの途中で「税理士は何をもって評価されるのか?」という話題になりました。
・申告書を正確に作成できる
・質問に的確に答えてくれる
・試算表を短期間で出してくれる
その他いろんな評価ポイントがありますが、私がいちばん「あっ、評価されてるな〜」と感じるときは「税務調査で支払う税額が少なかったとき」です(^_^;)

初めてに限らず、税務調査を受けるお客様は「一体いくら税金を払うことになるのだろう!?」という不安感でいっぱいなので、予想外に少ない税額で済むと、「ウチの税理士は有能だな〜」と思われるようです。
おそらく他の税理士も同様に感じているのではないでしょうか?

この感情を利用?して、「税務調査に強い!」を売り文句にしている税理士もいるんですよね。
「お客様の不利を予防する」をモットーとする私からすると、そもそも税務調査が心配にならないような処理を普段からしていればいいだけの話なんですけど。。。

予想外!植田会計事務所が評価されたポイント

さて、そんな私の「税理士が評価されるポイント」をお伝えしたのですが、そのお客様の評価ポイントは違っていました。
そのお客様の評価ポイントは、「植田会計は定期的に決算予想、税額予想をしてくれる」「設備投資を行なっても利益が出るか損益分岐のシミュレーションをしてくれる」というものでした。

。。。えっ?そんな普通のことで?(^_^;)

意外に思って続きを聞いてみると、そのお客様の知り合いの方たちからも「そこまでしてくれる税理士なかなかいないよ」「珍しい税理士に当たって良かったね」と話されているそうです。

実は少数派だった?

まあ確かに税理士の中には「税理士の仕事は申告書を作成すること」「予想や試算をすると後から責任を追及されるかもしれないのでやらない」「そもそも忙しいのでそんなことはしない」という方もいます。
。。。いますが、それは少数派で、多くの税理士は経営者のよろず相談屋として活躍しているとばかり思っていたのですが(・・?)
実は植田会計事務所が少数派だった?

ある意味カルチャーショックを受けたお話でしたが、そのように評価されていることをありがたく思い、今後も一層のサービスをご提供しようと改めて決意いたしました。

この記事を読まれて「税理士はそんなサービスも行っているの?」「漠然とした疑問しかないけど経営について質問したい!」という方は、ぜひご遠慮なく植田会計事務所までご相談ください。
皆さんの「これから」について一緒に考えましょう!

50 eLTAXの利用者IDはどこに記載されているのか?

こんにちは!外注せずにご自身で経理を行いたい方をサポートする宝塚の会計事務所、「じぶんで経理」植田会計事務所です。

新しく関与することとなったお客様の情報登録は時間がかかります

先日、他の税理士から植田会計事務所へ「お引越し」されてきた法人のお客様がいらっしゃいました。

弊所との契約が決まると、まずはお客様の情報を事務所の会計ソフトや申告ソフトに入力していきます。
たいていの情報は過去の申告書などを見れば分かるのですが、毎回手間取るものが「2つ」あります

1つ目が「e-taxのパスワード
税理士に依頼されていた場合、ほぼ100%お客様がパスワードを把握されていることはありません。
そのため、税理士はe-taxの利用者識別番号を使用してパスワードの再設定を行うことになります。
(もう一つ方法がありますが、今回は使えませんでした。その理由は。。。続きをお読みください)
e-taxの利用者識別番号は電子申告の控えである「メール詳細」に記載されているのですぐに分かります。
パスワードの再設定手続きをe-taxのHPから行うと再設定用の書類がお客様の元に届くので、今回はそこから再設定を行いました。

もう1つが「el-taxの利用者ID
これは本当に困ります!
el-taxの利用開始時に表示される控えを見ない限り、どこにも表示されません
※この記事には訂正があります。下記リンク↓を参照してください。
eLTAXの利用者ID表示場所についての記事の訂正と「e-Taxと統合しないの?」【62】
お客様も当然ご存知ないので、仕方なく前関与税理士に「教えてください」とお願いしてみますが、
「そんなものはもう一度IDを取り直してください!」
と予想どおりの冷たいお言葉。。。(^_^;)

協力的ではない税理士もいます

そりゃID取り直すのは簡単なんですよ。
しかし、e-taxもそうですが、新しくIDを取り直すと過去の申告や届出の履歴が見られなくなるのです!
それがどれだけ不便なことなのか、お客様に不利に働くのか、分からないんですかね。。。?
それとも分かっていて嫌がらせのつもりでしょうか?
私の感覚では、50%くらいの確率で拒否されています(-_-;)

el-taxについては泣く泣くIDを取り直しました。。。
このel-taxの件、何とかなりませんかね?

そういえば我々の業界紙である「税理士会」第1366号にeLTAXについての要望事項(抜粋)がありましたが、そこでIDの件は触れられていませんでした。
日税連のHPで全文も見ましたが載っていません。
他の税理士は不自由に感じていないんでしょうか・・・?

税理士から渡された書類は必ず保管すること

以上のようなトラブル?もあるため、税理士から受け取った書類はしっかりと保管しましょう。
5〜10年後にあの届出の内容が知りたい!なんてことは税務の世界では日常茶飯事ですから。。。

49 これからの会計事務所のあり方を考えるセミナーに参加しました

※今回からタイトルにナンバーを付しています。
過去投稿分は検索との関係からそのままとなっております。
ご了承ください。

こんにちは!外注せずにご自身で経理を行いたい方をサポートする宝塚の会計事務所、「じぶんで経理」植田会計事務所です。

先日は某E社のセミナーに参加するため天満橋へ。
久しぶりのOMMビル。

昔税理士試験の申し込みをこのビルで行なっていましたね〜。
懐かしいので昼休憩の時に周辺や建物内を探索。

医療機関と税理士事務所が同じフロアに入っているのは結構珍しいな~と思います。

さて、肝心のセミナー1社目は法律事務所などからなる大事務所B社。
講師は私と同い年の方で創業者のK先生。
このK先生、話の上手いこと!上手いこと!
話の中身も大変考えさせられるものでしたが、あまりにも人をひきつける話術に「同い年で自分とこうも違うものか!」と愕然としました。
その後の昼休みはスタバで悶々とすることに。。。

2社目は税理士向けのセミナーでは超有名なこちらも大事務所K社。
創業者のK先生ではなくI先生(たしか税理士資格はお持ちでないはずですが、そんな枠は超越されている方なので「先生」と記載しております)でしたが、話し方などは基本K先生でした(^_^)
社内でセミナー講師のマニュアルが存在するのでしょう。
このI先生も非常に話が上手いのですがテレビショッピングのような語りとテンポなので、ついつい警戒してしまいます(^_^;)
特に最後の「セミナー後名刺をいただいた方先着15名様に著書を進呈!」というセリフはまさに。。。という感じです。

3社目は不動産オーナーに特化した税理士のW先生。
K先生、I先生と話しの上手い講師が続いたので「さすがに3人連続で話が上手い人は来ないだろう。。。」と思いきや!このW先生も話が上手く、まさかの3連チャン!(^_^)
また、内容が不動産オーナーということで税理士には非常に身近な話題が多く聴き入りました。
サイズ的にもW先生の話が植田会計事務所には一番参考になったかも知れません。
いちばんあせってメモしたのは、W先生の開業から現在までの売上や関与先数です(^_^;)

いや~、どの先生も講演時間が1時間だったのですが、せめて2時間ずつくらいはやって欲しかったです。
話の上手い講師のセミナーは時間が経つのが早い!
そして内容も非常に考えさせられるものばかりだったので、ここ数日はずっと悶々としています。
まあ悶々としているだけでは何も変わらないので、今回のセミナーで考えたことを実行しようと思います。

いろんな意味で、大変参考となった今回のセミナーでした。
参加してよかった~!